2024〜2025年度 クラブ運営方針

2024-2025年度 出雲ロータリークラブテーマ
『ロータリーを楽しみ、価値を高めよう』

会長  山口 修平

 予想以上に長く続いたコロナ禍の収束とともに、出雲ロータリークラブもようやく通常の活動が可能となってきました。本年4月には当クラブ創立70周年記念事業を、高雄東ロータリークラブにも参加いただき、盛大かつ成功裏に開催できました。改めて当クラブの伝統を噛みしめるとともに、強固な会員同士のつながりを感じました。
 さて本年度のクラブテーマを、「ロータリーを楽しみ、価値を高めよう」とさせていただきました。ロータリークラブのミッションは、「地域社会で持続可能な変化を生むために、会員が奉仕活動をはじめとして地域の課題解決を目指して活動すること」ですが、まずは会員がロータリー活動を楽しむことが前提条件と思います。参加を楽しみ、積極的、自発的に活動することで、はじめて価値が生み出されます。価値には様々なものがありますが、ここでは自分の価値、仲間の価値、ロータリーの価値のすべてを含みます。ロータリー活動に参加し、様々な刺激を受ける中で自らの価値を高める。親睦や友情の輪を広げることで仲間同士の価値を高める。そして誇りをもって奉仕活動を行い、世の中にインパクトを与えることで出雲ロータリーの価値を高める。こういった意味を込めて今回のテーマを決めました。
 RI会長のアーチック氏は「ロータリーのマジック」をスローガンに掲げました。その意図する所は、持続可能な良い変化をもたらすために、人々が手を取り合って行動することで予想しない結果をもたらしたいとのことです。RIに呼応して地区ガバナーの榊原氏は、「未来への架け橋を作ろう」というスローガンを掲げ、奉仕活動を通して地域の未来を良くする活動を呼びかけています。RIも地区ロータリーも良い変化をめざして行動することを求めていますが、我々が活動するうえでやはりロータリーを楽しむことが重要です。例会、行事、親睦会あるいは奉仕活動を楽しみ、仲間とともに活動することで、会員のつながりを強めることを重視したいと思います。すべての会員にとって居心地がよく、仲間意識が醸成できるクラブの運営を心がけたいと考えます。
近年、当クラブには多くの若い会員が加わり、先輩から若い世代まで年齢層の幅が広がり、ますます活気が出てまいりました。一方で私自身は、年齢は別としても当クラブに加入してまだ6年目ということで、今更ながら不安とともに伝統あるクラブの会長の任を大変重く感じています。当クラブの長い伝統を守り、高潔性や倫理観を大切にしながら、新しいことにも挑戦できるよう会員のニーズや希望に答えられる運営を行うことで、小さくてもクラブの発展に貢献できるマジックが起こせればと思っています。皆様方の絶大なご支援ご協力をお願い申し上げます。

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